はい?
お気づきで?
ええ、そうです。前回もこのパターン。
「まとめて更新」の話です。
なんだろね、このマメにできない感じ。
もうそんなの、とっくに分かってる話なんだけど、私、マメじゃないんですね。(改めるな)
毎日ブログ更新してる人、ホント尊敬しちゃいます。
さて、そんなこんなで、先週末はまさかのJリーグ2連続!
久々頑張っちゃったわー。
土曜日は味スタで、FC東京vs清水エスパルス。
後半、面白かったなー。
色々な理由で、ちょっぴり清水を応援してしまいました。
結果はドロー。
そして、日曜日。
大宮vs広島。
こちらもドロー。
相変わらず、NACKのスタジアムはいいスタジアムです。
実は、この試合後、とっても感動したことがありました。
私は、以前、大宮の監督に就任した、鈴木淳さんを撮影させて頂きました。
あれは……確か2月だったかな?
この時はまだ、いわゆる監督浪人と言いますか、仙台に戻られてすぐの頃でした。
GIANT KILLING extraの撮影で仙台まで行き、撮影後一緒に、お寿司を食べました。
その時点で、もう結構感激です。
帰り際に、「ホントはもっと駅の向こうに行くと、もっと美味しいお寿司屋さんが
あるんですよ」とこっそり教えてくれました。
そんな鈴木さんが、急遽先日アルディージャの監督に就任!
当時の取材班は、色めき立ちました。
「こりゃ、大宮行かなきゃ」と。
試合後の監督会見後、私が誰よりも早くインタビュールームを出た時でした。
反対側の扉から、鈴木さんが出てきました。
私は「会釈だけして行こう」と思い歩き出すと……
「おぉーー!」とまさかの声が。
え!私?私に?そのお声は私に対するものでございますか??
はい、私に対してでございますね。
……まじっスか!!(遅)
以下、会話。
鈴木監督 「久しぶりですねー!」(握手を求められました)
私 「はいっっ!ご無沙汰しております!その節はありがとうございました!!」
鈴木監督 「いえいえ、こちらこそ。今日は試合撮ってたの?」
私 「はいっ!!……というか、就任、びっくりしました」
鈴木監督 「こういうことになりまして(笑)。今後ともよろしくお願いします」
私 「と、とんでもない!!が、頑張ってください!応援してます!!」
鈴木監督 「ありがとう。また来てくださいね」
私 「はいーーー!!あ、写真送りますーー!!」
鈴木監督 「よろしくー!」
私、顔紅潮。
そりゃ、こうなるでしょうよ。
一度しか撮影してないのに、覚えてくれてるんですよ!(お寿司食べたけど)
わたしゃ、10年サッカー撮ってて、試合後の監督と握手したのなんて初めてですよ!!
ライターさんて、取材の時はインタビューでお話ししてるし、その後MIXゾーンで
選手や監督と直接話すことがあるから、覚えてもらってるパターンが多いんですね。
でも、カメラって、インタビュー中は話してるところ撮るだけだし、
ポートレイトの撮影では、なんせ撮ってる側はカメラ構えててほとんど顔が
相手に見えてないし、試合の後は選手や監督になかなか出くわせないし……。
そして、監督や選手って、毎日沢山の人に会うから覚えてないことが多いんです。
カメラマンなんて、記憶の中じゃ真っ先に消される位置づけでございます。
なのに、なのに……覚えて頂いてたなんて、本当に感激でした。
やっぱり、お寿司一緒に食べたからかな。(どーも、寿司の件を押したがる)
なにはともあれ、マジ、感激。
帰りの電車で、ライターさん達に熱く報告。
みんな一緒に感激してくれました。(ベテランライターばっかなのに)
「監督って、そういうの大事だよね」と。
ほんと、そう思う。
選手もそうだけど、こういうことあると、応援したくなっちゃうし、
取材もしたくなっちゃう。
すごくステキな循環になるわけです。
……いやー、思わずブログでも熱く綴っちゃったぜ。
許してくれ。
最後に、ちょっとおすすめ。
慎さんの書いた本。
今出ているモーニングの蹴球魂+1で、仙台の梁勇基選手にインタビューしてまして。
前から興味もあったので、取材前にこの本を読んだんですが、
ちょーー良い本です。(表現が薄っぺらいが)
何度、涙したことか。
私は関東育ち、しかも埋め立て地で育っているからか、正直大人になるまで
「在日」のイメージや偏見、知識、なーんにもありませんでした。
言われてみれば、クラスに韓国っぽい名字の子がいたな、とか、
なんの違和感なく「へー、お父さんとお母さん、韓国人なんだ」とか。
全くもって、日本語喋ってるから国籍とか良くわかってませんでした。
ホント私、平和なヤツです。
きっと、私の周りの幼なじみ達も、同じだったと思います。
で、パッチギとか観たりして、
「え?こんなことって存在してたの?」
と驚く、みたいな。(どうしようもないな)
……ま、ともかく、この本読んだら、自分が情けなくなるとともに、
頑張らなきゃ、と強く思わせられました。
ゴルフで私が160も叩いても、見捨てないで教えてくれる、
そんな優しい慎さんだから、こんなステキな本が書けたのかな。
是非、機会があったら読んでみてください。
そして、梁選手はとってもステキな方でした!
というわけで、諸々、よろしくどうぞー。